美馬市美馬町寺町で郡里廃寺出土品展

徳島県西部(にし阿波:美馬市、つるぎ町、東みよし町、三好市)で生まれ育った白うさぎ。四国徳島県を散策中。

美馬市美馬町寺町で郡里廃寺出土品展

美馬市美馬町寺町の寺町防災交流センターにおいて、「特別展 お帰り故郷(ふるさと)へ-奈良国立博物館所蔵の郡里廃寺跡出土品たち-」が1月17日から始まり、早速訪れた。
昭和42・43年の発掘調査により出土した多くの瓦は、奈良国立博物館に所蔵されているが、それを今回美馬で見ることができる。
7世紀後半、寺建立時にこの瓦がつくられた。
できた当時もこんな色だったのだろうか。
郡里廃寺瓦展2

17日は、前園奈良芸術短期大学教授による記念講演会が行われ、興味深い話を聞くことができた。
郡里廃寺は、塔の向かって左に金堂が並ぶ法起寺式伽藍配置。法隆寺式(塔の向かって右に金堂)より以前とされる。その法隆寺式については、670年に法隆寺焼失に伴う再建時頃からとされていたが、どうも、それ以前から法隆寺式が全国に広まっていたようで、そうすると、郡里廃寺の法起寺式はそれより以前になるとのこと。
そして、四国では最古の部類の寺院跡となる。
郡里廃寺瓦展3

郡里廃寺の瓦は、香川県満濃町の弘安寺と型が同様であり、同じ技術集団が作ったようである。
これは全国的にもよくあることらしい。
郡里廃寺瓦展1

現地説明会も行われ、美馬市教育委員会の方から説明を伺う。
美馬市以外からも大勢の人が参加していたようである。
歴史に関心の高い人が多くいる。
郡里廃寺瓦展4

7世紀後半、1300数十年程前、この地に、塔と金堂の並ぶ寺院があった。
ロマンを感じる場所である。
郡里廃寺瓦展5
展示は寺町防災交流センターで2月21日まで。


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[ 2016/01/17 19:55 ] 歴史遺産 | TB(0) | CM(0)
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Author:白うさぎ
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ブログタイトル「にし阿波 暮らし」を平成28年4月から変更。
吉野川やその支流の清流、剣山、大歩危小歩危、祖谷のかずら橋、うだつの町並みなどのよく知られた所はもちろん、歴史ある山上の集落、例えば「桃源郷のような別世界」や、どうしてこんなにあるかという程にあるお堂、石造物、伝統・文化、美味しい食べ物、木々や花、などなどの中で生まれ育ちました。

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