にし阿波暮らしの「四国徳島散策記」

徳島県西部(にし阿波:美馬市、つるぎ町、東みよし町、三好市)で生まれ育った白うさぎ。四国徳島県を散策中。

祖谷の魅力

三好市の祖谷地方には平家落人伝説が伝わることで知られています。また、かずら橋の架かる秘境の地としても知られます。
それだけでない、祖谷集落の魅力を解説された本があります。
下川清先生著の、「原点としての祖谷山」。図書館で借りて時々読んでいましたが、手元に置いて読みたいと思って、印刷会社に聞いてみると、販売いただけるとのことで購入。印刷は徳島県教育印刷株式会社。
創作編の「夢見て候」との2冊セットとなっています。3千円。
祖谷5

近世江戸時代の強訴やそれに対する処断、刀狩り、秘境の地にあって一種の独立国的な地域の変遷が詳しく考察されています。
祖谷4

山深い地域にある集落というだけでなく、他の地域にはないような歴史があることが紹介されています。
平家落人伝説の伝わる背景が少しわかったように思います。また、からうた姫伝説も詳しく解説されています。
歴史背景を少しでも知ってこの風景を見ると、さらに奥深い魅力を感じます。
祖谷3

急峻な斜面に畑と民家がある集落風景。祖谷をはじめとするにし阿波の特徴的風景です。
祖谷2

古民家がたくさん残ります。
祖谷1
この風景、歴史伝説を伝え残して行きたいものです。
本の内容は短い文ではとても紹介できませんので、興味ある方は本をご覧ください。
魅力ある祖谷をはじめとする山間集落がいっぱいのにし阿波暮らし。落人伝説だけではありません。

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[ 2012/12/21 20:12 ] 平家落人伝説 | TB(0) | CM(2)

祖谷平家落人伝説 栗枝渡八幡神社

三好市祖谷には、屋島の戦いで敗れた幼い安徳天皇と平教盛(国盛)一行が祖谷に逃れ、平家再興の望みをつないだという伝説が伝わります。
ここは、栗枝渡八幡神社。
崩御された安徳帝のご遺体を葬り、後にその地に神社を建て安徳帝をお祭りしたとされます。
栗枝渡5

地域の石で造られた階段を上がります。
栗枝渡4

栗枝渡3

神社の隣には杉の大木が並んでいます。
この杉の奥が、安徳帝のご火葬跡。
栗枝渡1

崩御された帝をこの地で火葬によって清め奉ったと伝わります。
ここへは誰も足を踏み入れてはならぬと固く禁じられていて、不思議なことにどんなに厳しい冬のさなかでも雪が決して積もらないといわれます。
栗枝渡2

その隣には大きな阿弥陀堂があります。
栗枝渡8

栗枝渡八幡神社からの眺め。
栗枝渡7

祖谷川沿いから見る栗枝渡集落。
栗枝渡(くりしど)の地名は、剣山に宝剣を納めた帰り、栗枝渡の対岸まで進んできたが、橋が流され渡ることができなかった。栗の倒木を川に渡し帝をお渡ししたことからこう呼ばれるようになったと伝わります。
地元ではクルスドと呼ぶようです。
神社は写真中央の少し右側。
神社の後ろに茂る樹林を「ミヤバエ」と呼び、誰も入ってはいけない聖域とされます。
栗枝渡6
平家伝説が語り継がれるにし阿波暮らし。険しい地形、厳しい気候ならではの現実感が体感できます。


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[ 2012/12/11 20:12 ] 平家落人伝説 | TB(0) | CM(1)

西祖谷山村の平家屋敷

三好市西祖谷山村にある歴史民俗資料館「平家屋敷」を先日訪れました。
石積みの門を通って屋敷へ入ります。
平家屋敷1

大きな茅葺きの屋敷。観光客の方がたくさん訪れてました。
平家屋敷2

由緒は次のとおり。写真をクリックすると拡大します。
平家屋敷3

ユリの花と平家屋敷。
平家屋敷4

屋敷の中にはいろんな物が展示されています。
石臼。祖谷の粉引き唄が聞こえてきそう。
パンフレットには楽譜入りで紹介されています。
平家屋敷5

車櫃。火事の時にすぐ運べるように車が付いています。重そう。力持ちがいないと動かないかもしれません。
平家屋敷6

人形。三番叟などが昔は盛んでした。
平家屋敷7

平家の赤旗のレプリカ。
平家屋敷8

平家屋敷の航空写真。何処に建っているかよくわかります。祖谷の道はくねくねと曲がっていますので、どんなとこにいるのか、これでわかります。
平家屋敷9

屋内の様子。煤で黒くなった柱や梁。これを見るだけでも価値がありますね。
昔の暮らしの風景です。
平家屋敷10

蔵もあります。
写真を掲載していませんが、樹齢約800年の、つばき、もくせい、もみじ の木も素晴らしいですね。
平家屋敷11
平家落人が暮らしたと伝わる祖谷には、様々な見所があります。
東祖谷の平家落人伝説の地を巡るツアーもあります→ 秘境・祖谷平家伝説ガイドツアー『もうひとつの平家物語』
平家落人伝説の伝わるにし阿波暮らし。山奥深い秘境の地巡りは新しい発見があります。


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[ 2012/08/26 20:15 ] 平家落人伝説 | TB(0) | CM(2)

祖谷平家歴史展 東祖谷歴史民俗資料館で開催中

揚羽蝶の家紋。
平家の物語、NHK大河ドラマ清盛では、平治の乱が過ぎ平家の繁栄の時代となっていますね。
先週は、源頼朝を流罪とし、歴史の重要なポイントを通過し、今週は平教経(のりつね)がほんの少し出てました。おもしろいですね。
平家1

祖谷平家歴史展を見に行って来ました。先週の海の日。
平家2

東祖谷歴史民俗資料館。
平家3

屋島の合戦で敗れた後、祖谷に入ったと伝わる平国盛こと平教経(のりつね)。
平家4

なかなかわかりにくい系図をわかりやすく解説しています。
平家5

祖谷に伝わる平家伝説の解説もたくさんされています。
森本徳先生の「祖谷の語り部」平家落人伝説も販売されています。
平家6

祖谷に来られたという安徳天皇。
平家7

平国守が阿佐と名を変えて現代まで続く阿佐家住宅の写真も展示されてます。平家の赤旗が伝わるといいます。
揚羽蝶の紋が入っています。
平家8

平家の赤旗が下がる中、祖谷のビデオ解説も見られます。
祖谷の民俗資料もたくさん展示されています。
平家9

顔を出して記念写真が撮れるものもあります。楽しそう。
平家10
平家落人伝説の伝わるにし阿波暮らし。ロマン溢れる展示が楽しめます。

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[ 2012/07/23 20:12 ] 平家落人伝説 | TB(0) | CM(0)

にし阿波の名所 秘境祖谷のかずら橋

7月16日は海の日で祝日。海の日があるのなら、山の日、川の日の祝日があってもいいのではと思いながら、秘境祖谷を訪ねました。平家落人伝説が伝わります。
三好市西祖谷山村の祖谷川に架かるかずら橋。
晴天となり、大勢の人が訪れていました。
よく見かけるアングルの写真ですが、この場所が全景が見られて一番いいんですね。
かずら橋1

かずらが巻かれています。国指定重要有形民俗文化財です。
かずらで造られていますが、中に安全のためワイヤーが通されていますので安全です。
昔は当然ワイヤー無しのかずらだけで造られていました。
かずら橋2

最初の写真の反対側から見るとこんな様子です。
かずら橋3

かずら橋へ向かう道沿いには、美味しそうな「でこまわし(田楽)」が並んでます。
ついつい食べてしまいます。美味しいですね。
上から、ジャガイモ、そば団子、豆腐、こんにゃく。そして少し甘めの味噌だれ。
かずら橋4

そして定番の祖谷そば。満足。
かずら橋5

祝日ということで、バスや車がたくさん来てました。
かずら橋6

かずら橋7
暑い夏に平家落人伝説の秘境祖谷で涼を感じるにし阿波暮らし。でこまわしに祖谷そばも楽しみです。

祖谷のかずら橋の動画はこちら→ にし阿波お勧めビューポイント

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[ 2012/07/16 20:12 ] 平家落人伝説 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

白うさぎ

Author:白うさぎ
徳島県のにし阿波(県西部の美馬市、つるぎ町、東みよし町、三好市)で生まれ育った白うさぎです。四国徳島県を散策中。
歴史文化が数多く残る徳島は魅力いっぱい。
ブログタイトル「にし阿波 暮らし」を平成28年4月から変更。
吉野川やその支流の清流、剣山、大歩危小歩危、祖谷のかずら橋、うだつの町並みなどのよく知られた所はもちろん、歴史ある山上の集落、例えば「桃源郷のような別世界」や、どうしてこんなにあるかという程にあるお堂、石造物、伝統・文化、美味しい食べ物、木々や花、などなどの中で生まれ育ちました。

徳島県の観光スポットも紹介してます。

プロフ写真は阿波藩家老稲田氏の軍陣羽織の刺繍を借用中。

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